2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧
モーズレイ性格テスト Maudsley personality inventory 不安が強いのに、それを上手に表出できない内向的な性格の人が急性疼痛に対して反応が大きいと考えられる 慢性疼痛の患者は「痛みのある自分」としての自己像が出来上がっており、「嫌な痛みがなくなっ…
畑村洋太郎 科学技術の役割 原発事故に学ぶ 上 日本経済新聞 2011/5/30 人間には見たくないものは見ない、考えたくないことは考えない、都合の悪い事柄はなかったことにするという習性がある 田老地区の古い防潮堤 手動で水門を開閉している。「なぜ手動なの…
第31章 脊椎原性疼痛に対する認知行動療法プログラム 認知行動療法は、ひとつに特定できる介入方法ではなく、一連の介入戦略を意味する。したがって、その方法は多様で、患者との関わり(目標設定、同期に関する質問など)、リラクゼーション(応用リラクゼ…
第十四章 アクティブセルフケア:脊椎原性疼痛患者のために機能再活性化 現代の腰痛文化における強力な神話の一つに、痛みは構造的な病変のせいであるというものがある。 ほとんどの患者は、間違ったことをしたり身体を動かしすぎたりすることを過剰に心配し…
第十一章 身体パフォーマンス能力の数量化 機能的水準と身体能力の評価は、労働障害や慢性痛の患者の身体的検査の一部として重要な位置を占めるようになった。この特殊な評価が必要とされるのは、整形外科的テスト、神経学的テスト、画像検査といった従来の…
第九章 慢性化の心理社会的リスク要因の評価 イエローフラッグ 急性腰痛の経過は必ずしもよくない。慢性化が完全にあきらかになるのを待ってその人だけを治療するのでなく、そのリスクのある人の慢性化を予防する方が費用効果率がよいというエビデンスが蓄積…
第七章 脊椎原性疼痛患者の診断トリアージ 脊椎原性疼痛患者に関する診断アルゴリズムは、まずは重大な病変がないことを確認することに焦点が当てられる レッドフラッグは、脊椎原性の疼痛が悪性の病変に由来している可能性があることを示す臨床症状または徴…
第五章 腰椎の安定性:損傷のメカニズムと再安定化 第六章 腰背部痛の発生源 トリガーポイントが明白な病理学的変化であるというエビデンスはない。臨床的には、腰椎のトリガーポイントの診断は信頼性が低いと示されている 脊椎症や変形性関節症は、単なる加…
脊椎のリハビリテーション [上]作者: クレイグリーベンソン,菊地臣一出版社/メーカー: エンタプライズ発売日: 2008/03/31メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 31回この商品を含むブログ (2件) を見る 第二章 脊椎の痛みに筋、関節、神経系が果たす役割…
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ASIN:4771902240 p315 疼痛教室 われわれの疼痛教室ではまずはじめに痛みの定義を解説している。国際疼痛学会での痛みの定義「組織の実際の、または潜在的な損傷に伴うか、あるいはこのような損傷を表すような言葉で表現される不快な感覚的、情動的な体験」…