2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 丸田俊彦 慢性疼痛患者に対する精神療法的アプローチ 臨床精神医学 2008;37(1):21-27

原因の特定できない慢性疼痛の患者で、医療従事者が扱えるのは痛み行動だけである by Fordyce 一つは診察場所による患者の診断名の違いであり、2つ目は、身体的リハビリの重要性である 患者の訴えが身体的なものである限り、いかに心理的な要素が疑われよう…

細井昌子 痛みと薬物療法 臨床精神医学 2008;37(1):11-18

慢性疼痛患者の特徴 患者の不快な痛み体験が問題であるのみならず、痛み体験に対する認知(疼痛認知)が破局的であり(破局化)、痛みを訴える行動(疼痛行動)が生活障害や家族や社会システムでの役割機能障害を引き起こし、本人をとりまく家族や医療スタッ…

臨床精神医学 2008;37(1) 1

井上和秀 痛みの生理学 臨床精神医学 2008;37(1):5-10 国際疼痛学会による痛みの定義 実際に存在する、または、潜在的、あるいはそれらに関連して表現される組織損傷に関連した、不快な感覚的、情動的な経験 痛みは体温、脈拍、呼吸状態、血圧につぐ、第5の…

柴田政彦、井上隆弥、住谷昌彦、松村陽子、真下節 慢性痛患者の評価 麻酔 2008;57(11):1337-1342 痛みの診療に携わる際に麻酔科医の不得手な点としては、痛みを引き起こす疾患の診断、痛みに関連した心理の評価、痛みによって損なわれた機能の評価などが挙げ…

小柳貴裕 脊椎脊髄外科の統計学(8) 生存分析その1 脊椎脊髄 1999;12(1):45-49 観察期間の異なる全部の症例の結果を無駄にすることなく、生存している例や消息不明例、すなわち途中打ち切り例(censored data)をも分析の対象に含めて分析する方法が生存分析 e…

統計の連載 小柳貴裕医師 臨整外 36(9):1044-1047, 36(12):1427-1432,37(3):275-282, 37(6):735-741, 37(9):1095-1099,37(12):1445-1449, 38(3):325-331, 38(7):905-910, 38(10):1295-1301,39(5):680-685, 40(8):924-930小柳貴裕 整形外科と疫学 EBMという前…

動かさないということが、慢性痛症の引き金になってしまったり、慢性痛症をかえって悪化させてしまったりしている場合があるのです。 急性痛と慢性痛 慢性痛症 原因となった傷は治っているのに痛みが治まらなかったり、あるいは検査でどこにも原因らしき病巣…

痛みを知る (いのちの科学を語る)作者: 熊澤孝朗出版社/メーカー: 東方出版発売日: 2007/12メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 7回この商品を含むブログ (5件) を見る

vmware toolsのinstallについて

vmware fusion 2で、debian etch installし、さらにvmware toolsのinstallの記録 環境 hard mac mini 1.66GHz Intel Core Duo/ memory 2G/ HD 500G soft OS X leopard 10.5.5 vmware fusion 2.0 build 116369 09/14/2008 手順 vmware fusion オペレーティン…