- モーズレイ性格テスト Maudsley personality inventory
- 不安が強いのに、それを上手に表出できない内向的な性格の人が急性疼痛に対して反応が大きいと考えられる
- 慢性疼痛の患者は「痛みのある自分」としての自己像が出来上がっており、「嫌な痛みがなくなったら困る」と無意識のうちに考えている人が多く、疼痛を自分で治そう(自己治癒力)が働きにく状態であることが多いと考えられている
- 慢性疼痛の患者性格タイプ
- われわれ医療従事者は、患者の痛みの程度と性状をしっかり汲み取る努力が重要である。また、患者の痛みを身体的な痛みだけでなく、患者の心理や性格も考慮して、精神的、社会的な痛みとして全人的にとらえる必要性があり、言葉の表現だけでなく動作や疼痛行動なども含めて、十分な患者の観察を行うべきである