#1
- ネットの統制から逸脱するには グーグルが予測できない言葉で検索すること
- 自分を変えるために環境を変える
- 人生を充実のために、強い絆と弱い絆が必要 ネットは強い絆をより強くするメディア
- 台湾人 本省人と外省人(国民党の蒋介石と一緒に中国からきた) 日本のサブカルチャーが好きなのは本省人
- インド アライバルビザ バックパッカーの情報しかない オペロイに泊まると説明したらすぐ発給
- 旅は自分でなく、検索ワードを変える
- ネットでは見たいものしか見ることができない
- 2004 スマトラ沖地震 インドネシア アチェ州 壊滅的被害 Aceh Tsunami Museumといれるとそれだけで風景が一変 日本語の検索ではわからない
- チェルノブイリもキリル文字でいれると違った結果が得られる
- 村人/旅人/観光客
- ネットにはだれかがアップロードしようと思ったもの以外は転がっていない。
- 言葉にならないものを言葉にしようと努力すること
- チェルノブイリ博物館
- 情報の提示だけでなく、感情の操作も必要
- 旅先で新しい情報に出会う必要はない。出会うべきは新しい欲望
- 情報はいくらでも複製できるけれども、時間は複製できない
- 日韓関係については、もはや正しい歴史認識を共有すべきではなく、むしろ「歴史認識に共有できないという認識を共有すべき」だと考えています。
- 真実はひとつ。けれども言葉ではそこに到達できない。だとすれば、真実を探さないことが合理的であることもありえます。
- 言葉だけでは争いを止められないということを前提にとして、では争いを止めるためにはどうしたらよいのかに関心をもち考えてきた
- ネットは原理的に、「あるひとが検索で辿りついた世界観」と「別の人が検索で辿りついた世界観」を調停できないメディアなのです
- 現在の世界観に都合のいいように再解釈できてしまう。人間にはそういう力がある。けれども解釈の力はモノには及ばない。歴史を残すには、そういうモノを残すのが一番なのです。
- 記憶はいくらでも書き換えられる
- 記憶の書き換えに抵抗するモノを残す
- 僕たちは検索を駆使することで無限の情報から無限の物語を引き出すことができる時代に生きています。だからこそ、ひとりひとりが、物語と現実の関係について自覚的でなければなりません。情報だけの世界に生きているていると、乱立する物語の中で現実を見失ってしまいます。新しいモノに出会い、新しい検索ワードを手に入れることで、言葉の環境をたえず更新しなければいけないのです。
- 国民と国民は言葉を介してすれ違うことしかできないけれど、個人と個人は「憐れみ」で弱く繋がることができる。それにこそ21世紀のグローバル社会の希望があると考えています。
- タイシルク ジムトンプソン 諜報機関の一員として第二次大戦末期に東南アジアに赴任。終戦後タイにのこって実業家に転身。タイシルクを世界に売りだして成功。最後はベトナム戦争中に失踪
- グローバル化の本質はコピー
- 人生のリソースには限りがある
- 年齢を重ねると、情報収集のフィルターが目詰まりを起こし、新たな検索ワードを思いつかなくなる
- ネットは体力勝負の消耗戦
- 強い絆は計画性の世界
- 弱い絆は偶然性の世界
- 日本人は、会社や町内会などの、自分が所属している狭いコミュニティの人間関係を大切にしすぎ
- 日本人はとにかく村人が好きです。正社員が好き。ウチとソトを分けて、ウチで連帯するのが好き。
- そんな息苦しい環境は無視し、観光客であることを誇りに思いましょう
- 人生は一度きり。なんども繰り返せるわけじゃない。だから統計には惑わされず、偶然の連鎖を肯定し、悔いなく生きようというのが僕のメッセージです
- 旅では、ネットには接続するけど、人間関係は切断する
#2
- 作者:佐々木 俊尚
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2014/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 見てくれてる人は見てる 終身雇用の家族的な会社の殺し文句
- 情報技術の発達で 私達の人生に隠し事ができにくくなった なんでも見られてしまう総透明社会になってきた
- 戦術 個々 戦略 大局
- Facebook この人は役に立つことを書いているなと思わせること
- 人間関係を手軽に維持するための道具
- 自分という人間の信頼を保証してくれる道具
- 藤田晋 ネットはごまかしのきかない丸裸メディア
- 過去の蓄積が その人のほんとうの人間性を物語る雄弁な証拠になってくれる
- 個人情報がたくさん集められると ビッグブラザーに監視される社会になるのではなくて 企業から無視され黙殺される社会になるんです
- 悪意に満ちた発言は自分の評価を下げる
- 相互監視がないところに行くと日本人はルールから外れた行動を平気でとる
- わたしたちは過去の悪事は隠せなくなるけれど、同時にお互いの良い所もすぐわかるようになる
- 善い人でることが、最強の生存戦略
- 会社のために黙々と仕事をするよりも、広い社会のために善いことをするというほうが正しい生存戦略
- 生存戦略として正しいのは、見知らぬ他人に対しても寛容になること
- 消極的な善い人というのは、他人のやることを認めて上げる
- 積極的な善い人というのは、与える人。さまざまなものや自分の知識を、広くシェア出来る人
- 清廉潔白にすぎると、人のあら捜しをしてはとがめるようになり、しまいには友人を失ってしまう
- ビュアなひとほど、人のあら探しをする
- 自分がピュアであることを主張し、どこかにいる強い悪を非難していれば、だれかから非難され返すことは絶対にありませんよ。そりゃ。最強の立場です。でも同時に、それはとてもずるいんじゃないかと思うんですよね
- 被害者意識という最強の武器
- 自分が汚れなのないピュアな者であるってことは、いつまで経っても気楽な身分であり続けられることでもあるんですよね。でもそれは同時に、自分の人生を実は引き受けていなんだという決定的な不安を、どこまでもどこまでも抱えていかなけりゃいけない。これはつらいですよ
- わたしたちはは勝者にもなれるし、敗者になるかもしれない 良い人にも悪人にもなる
- そういう入れ替わり可能な人生ってことなんです。入れ替わり可能であることを、引き受けなければならないんです。
- 他人を非難し、攻撃する人は、しょせん偽善者でしかありません。「わたしたちはこれだけ我慢している」「わたしたちはこれだけ一生懸命やっている」「わたしたちはこれだけ正しいことをしている」「だからわたしたちは善なのだ」という思い込みは偽善でしかありません。
- 自分はしょせん悪人なのだから、自分の悪をあげつらって、他人のやっていることを一方的に避難することはできないってことに、人が行きていることの救いがあるって親鸞は考えました。いまこそ親鸞の教えが、21世紀の社会を生きてるための現実的な意味を持って立ち上がってきてるとわたしはつくづく感じています
- 生存戦略として、見知らぬ他人を信頼すること
- 生存戦略として、多くの人との弱いつながり
- 生存戦略として、善い人
- 生存戦略としての、自分の中の中途半端な立ち位置を知るということ
#3
- ワルシャワ 人魚がつくった国
- 大君の通貨 佐藤雅美
- ローマ帝国 ユピテル(ゼウス)など’ギリシャ伝来の神を祀る
- ザラシュトラ ゾロアスター教
- 始皇帝が完成させた文書行政が歴史の発達を促進
- 文献が最も残っているのは中国とイスラム世界
- 8世紀にイスラム軍が唐軍を破った 紙がイスラムに伝わる
- BC1000 ペルシャのザラシュトラ(ツァラトゥストラ、ゾロアスター)と呼ばれる天才が現れて新しい概念を生む
- 遊牧民 中国のことキタイと呼ぶ それがcathayの(中国の意の文語)
- 高松塚 四神 東 青龍 南 朱雀 西白虎 北 玄武(黒い亀)
- 老荘思想、五行説
- 五行説
- 五行 木 火 土 金 水
- 五色 青 赤 黄 白 黒
- 五方 東 南 中央 西 北
- 五時 春 夏 土用 秋 冬
- モンゴルの西の端にロジア人がすんでいるから白ロシアと読んだ
- キリスト教 五大本山 コンスタンティノーブル教会、アンティオキア教会、エルサレム教会、アレクサンドリア教会(アリウス司祭)、ローマ教会
- 三位一体説 神と聖霊とイエスはひとつである ようするにイエスはひとの子でないという説
- ローマ帝国 コンスタンティノーブルへ遷都 ローマの衰退
- ユスティニアニス アカデミアを閉鎖 先生はペルシャに逃げる
- 十字軍は一回目だけ成功 セルジューク朝が分裂状態だったから GDP 文化を比較すれば圧倒的に東方が有利
- バイキング 入江
- vikに住んでいる人
- イングランドの貴族たちはノルマンコンクエストでやってきたフランス人
- こんな王様では先が心配だとのことで王権を縛るマグナカルタ作る
- イングランドの王様はフランス語を話せて当然だったが、100年戦争後両国は疎遠になる
- その他に読んだ出口さんの本
#4
- 気の合わない人間ほど丁寧に接する
- すぐに断る
- 己の天分を知った上で仕事に生かせ
- 人は得意なことで大失敗する
- ”でも”とか”しかし”なんて言っている奴は、金言を逃すし、人様に可愛がってもらえなねえぞ。知っている話や納得できねえ話でも、ひとまず、”なるほど”って聞いてから判断したって遅くはねえだろうが
- 恩送り かけってもらった恩は下に送らなければならない 人にかけた情けは、いずれてめえに返ってくる
- それが徳を積むってこった
- やりもしねえで、知ったようなことをぬかすんじゃねえ
- 何かを捨てなければ、新しい風は入ってこない
- 物事を逆から考える
- 人生は知恵比べ。考えぬいた方が勝つ
- 付加価値を高める
- 一流の人間(ブランド力)を使う
- 生まれ地に貢献する
- 情報収集を怠らない
- 相手に期待をかけて頑張らせる
- 気の合わない人間ほど丁寧に接する
- 断る可能性が高い誘いはすぐに断る
- 進言は素直に聞く
- 世の中すべてのひとを悪人だと思え
- 三方良しの関係を作る
- わざと厳しく叱る
- 人脈を生かし、口コミを使う
- 己の天分を知った上で仕事に活かす
- 人は得意なことで失敗する
- 悪い予感は天からの忠告と心得、なおざりにしない
- 三方向から見る目を持つ
- 半歩先をゆくために保険をかけ、節約して資金を作る
- 人の言葉を否定しない
- 好きな仕事で人の役にたつ
- 「あがり」を定めて人生を逆算し、梯子をかける
- 相手にとって何が幸せかを考えれば騙されない
- 根回しをする
- 目標をもつ
- 恩送りをする
- 時代の流れに気を配る
- 物や場所にも挨拶をする
- 万物と未来に感謝する
- 知識ではなく経験で語る
- 約束を守り、相手の信用に報い続けていれば信頼される
- 何かを捨てなければ新しい風は入ってこない
#5
- いい人のリーダは、会社全体の未来の為には、創業の同志、社員、OBからの憎悪を一身に受けてもかまわないという覚悟がない。だから、情に流されて決断のタイミングを逃す。その結果、倒産に至り、より多くの人の人生を壊すはめになる
- 学校の試験では、正解は基本的に一つだ。そして、それ以外の答えはすべてXになる。それが高ずると、あらゆる問題には唯一絶対の正解が一つあり、それ以外はすべて間違いなのだという意識が芽生えてしまうのだ。インテリほど罹患率が高く、しかも本人にはその自覚がない
- 城山三郎 広田弘毅 風車、風が吹くまで昼寝かな
- 最低限飯が食えて、夜露がしのげる場所があれば、人間は基本的に行きていける。いや、そのことのありがたさが見に染みていれば、たいていの失敗や挫折は受け流せるものだ。挫折や不遇をそうやって受け流してみると、生きていくことに不思議と自身が湧いてくる。とくに左遷なんていうのは、ある意味、責任のない立場への島流し。人生においては格好の充電、神様がくれた学び直しのチャンスである
- 安藤忠雄 連戦連敗
- 負け戦に直面している困難な状況における決断は、失敗における焦りや問題状況からくるストレスから開放されたりあまりに拙速に決断してしまうケース、逆に決断する勇気がないという理由だけで不合理な先送りをするケースのどちらかが大半だ
- ユダヤの格言 人生の最後に自問すべき命題として、「お前はお前自身の人生を行きたか?」
- 厳しい状況にあってほとんどの人間が剥き出しにするのは、「性において弱い」という本性だ。そう「性弱説」に立って人間を見つめるのが私は正しいと思う
- どんな格好のいいことをいっても、難しい議論を展開しても、現実の人間は、性格と自分自身の根本的な動機づけ要因からは自由になれない。この2つに人間は弱い
- 鬼平犯科帳 長谷川平蔵 人間というものは、良いことをしながら、悪いことをしている
- 善悪一如 人間の悲劇の多くは、善良なる動機づけからもたらされる
- 悪い情報、耳の痛いことを、本当に大事な局面で伝えてくれる友こそが、本当の友である
- 最も困難なことは捨てる決断なのだ
- 撤退戦はなるべく早期に始めなくてはならない。まだまだ勝機があるようにみえるのに撤退するというのは、スタッフには受け入れがたい。撤退を決意したリーダーは社内では叩かれ、下手をすると経済誌など社外でもたたかれることもある。それでも組織のためを思えば、リーダーは捨てるを選択しなくてはならないのだ。
- 撤退戦が見事だったのはインテル(アンディ・グローブ)。半導体メモリから撤退し、その資源をCPUに集中。CISCからRISCかというときRISCに集中
- 西郷は改革時のリーダとしては限界があった
- 選択と集中の本質は捨てることであり、それは心の強さが求められる。若いうちから心を鍛えておけ
- 捨てることが出来ない人には、捨てることは自由になり、新たな希望を手に入れることと考えて、その恐れを排除していこう
- 自由とは失うものが残っていないことの代名詞(ジャニス・ジョプリン)
- 変化に対応できない人の口癖 あのころはよかった
- もしあなたが知らず知らずのうちに、「あの頃は」「昔は」という言葉をつかっていたら注意すべきだ。変化に対応する力が鈍くなっているかもしれない
- 「昔はよかった」「今の若い連中は」と言い出したら、それはヤキがまわりだした証拠である
- 注意すべきは、「好きか嫌いか」と「向いているか向いていないか」は全く別物であるということだ