- しつこい痛みは「日記」で治る
- 勇気をだしてそのルールを自分で壊してしまうと、「なんだ、完璧にやらなくても、自分が恐れているようなことは起こらないじゃないか」ということがわかります。そういう経験をしてみると、そのルールに縛られている必要はないことに気がつくのです
- いたみをこじらせる人は、自己主張できない人が多い
- アサーティブな態度 相手の立場に配慮しながら、自分の気持ちをきちんと言葉で伝えること
- 表にだすことができる、いうことができる問題は、根が深くはないのです。むしろ、「感謝の裏に隠れている不満」や、頼っているために「伝えられない怒り」のほうが問題になりやすい
- 衝突の回避は、一見ふだん仲良くしている人、大事な人との間に多く生まれます
- 痛みがあることで、「申し訳なさを感じなくて済む」
- 痛みを訴える患者さんも、甲斐甲斐しく世話をする家族も、互いに自分の罪悪感を減らすことで、実際には、痛みを強化してしまっているのです。
- 言葉の呪縛から自由になる方法 「−と考えたと」付け加える。ネガティブな言葉を早口言葉のように繰り返して唱える
- 言葉は単なる、”音の集まり”だと思えるようになると、言葉そのものに囚われなくなります。
- 自分を慰める考え方も、一種の回避です
- 今の状態を肯定するような考え方は、「変わる」ための行動につながりません
- 心配のあまり、いろいろとサポートしすぎてしまうことは、かえって患者さんのセルフコントロール力を落とすことになりますから、いたわりすぎは要注意です
- 患者さんが家族に頼らず、自分で考え、判断、行動できた時には、たくさん褒めてあげることです
- 本人に代わって家族が何でもしてあげるようになります。これを代理行動といいます
- 痛みを訴えたほうがメリットがあると学習することで、患者さんの痛み行動はつよまっていくのです
- 痛みから関心をそらしてあげることが家族の役目
- 過保護なご家族がいると、残念ながら治りにくい
- 長引く痛みの治療が難渋してしまう理由は、本人を変える指導以上に、ご家族を変えていくのがむずかしいという点にもあるのです
- 家族がいままでやってくれていたサポートをしてくれなくなると、患者さんは今まで以上に痛みを訴えることがあります。これを消去バーストといいます。
- そのとき周りは消去バーストにまけて、つい今まで通りにサポートしてしまうと患者さんの痛み行動は、いっそう強化されます。
- 消去バースト 対応するコツは「取り合わない」ということに限ります。注目せずに、優しくそれとなく,無視することが大事です
- 患者さんにたいしてイライラしてしまうこと。このイライラも患者さんにとっては注目されたことになります。患者さんに対してイライラしてしまうことがないか、これも重要なポイントです。
- 原因がなかなかわからない痛みを根本的に治療するためには、体の診断ができる医師と、メンタルを診ることのできる専門家とが連携して、心身両面から診療していくことが一番望ましいのです
- 時間をかけて悪くなってしまったものは、治療にある程度の時間は必要です。