- 面接の全体構造
- 導入の段階 関係性の構築と動機付けを高め、認知行動療法を導入する
- 見たての段階 クライエントのかかえる問題について詳細に理解する
- アセスメント
- 目的 クライエントの症状(問題)を描写できるように情報を得る。ケースフォーミュレーションに必要な情報を収集する
- 実施法 本人が一番困っている問題(主訴)から聴く 主訴にまつわる情報を聴きながら、クライエントが現在何にどう困っているかを聴く 問題発生のきっかけや発展経緯について情報を得る できるだけ具体的に体験として聴く
- 情報源 面接での発言内容 クライエントを観察して得られる情報 面接中のクライエントのやりとり、表情、態度など その他 紹介状等の事前情報 面接前の質問票 症状評価のための自記式質問票 家族からの情報など
- ケースフォーミュレーション
- 目的 問題維持メカニズムについて仮説を立て、共有する
- 実施法 アセスメントで得られた情報を元に維持パターンの仮説を共有する 介入計画のベースを作る
- 実施時の留意点 わかりやすく図示する クライエントにとって役立つものであることが大切 問題を本質をとらえたシンプルなものにする 共有する内容はセラピストが臨床的な配慮で取捨選択する 本人の強みや資質も組み込む
- 介入の段階 CBTの介入計画を立て介入を開始する
- 集結の段階 認知行動療法の集結に向けた準備をする