- 当センターは「痛みに対して診療科・職種の壁を越えて取り組む」という理念に基づいて、集学的・統合的な痛み治療の診療・研究の向上に努めています。
- 受診される患者さんはとにかく痛みだけをとってほしいと受診されるのですが、あえて「痛みをとるというスタンスをとらない痛みセンター」でありたいと考えています。
- あくまで痛み治療のメインストリームは、患者教育などによって本人が考え方を変え、コントローラブルな痛みにする点であるべきだと考えています
- われわれの理想としては、医師がゆっくり話を聞くだけで痛みが快方に向かうようになればよいと考えています。
- 痛み治療に対する考え方を変えなければ慢性疼痛は治らないとわれわれは考えているからです。患者さんには「特別な治療ばかりを期待するのではなく、自分でなんとか治そうと考えることが大切です」とはっきりお話しています。