角田亘、安保雅博 疼痛治療としての反復性経頭蓋磁気刺激 脊椎脊髄 2011;24(5):571-575
- 反復性経頭蓋磁気刺激 rTMS;repetitive transcranical magnetic stimulation
- 無痛性、非侵襲性に大脳皮質を刺激
- 5Hz以上の高頻度rTMS 刺激部位に局所神経活動を亢進
- 1Hz以下の低頻度rTMS 局所神経活動を抑制
- 一次運動野への高頻度rTMS 2001 Lafaucheur
- 最も疼痛が強い部位に相当する一次運動野に5-20Hzの高頻度刺激を加える
- 鎮痛メカニズム 不明な点が多い
- 疼痛に認識に関与する部位の活動性変化
- 内因性オピオイド系への影響
- 運動野以外へのrTMS 背外側前頭前皮質 DLPFC
- DLPFCを直接的に刺激することで疼痛抑制系の活動性が増し、疼痛が軽減したものと推測される
- 低頻度rTMS