山下敏彦 「痛み」のリハビリテーション ilihori 2010 No 3 57-61
宮岡等 「痛み」への精神科医的アプローチ ilihori 2010 No 3 49-56
- 身体所見と合わない、身体に異常がみつからない痛みは、その時点では「原因不明の痛み」であって、それがすべて「精神面に原因のある痛み」という考え方は誤りです。
- 多くの患者さんは、精神面に原因がある症状と言われるよりは、体の病気の症状と説明されたほうが受け入れやすいようです。
- 痛みに対する精神療法
- 生活状況などを患者さんと治療者で一緒に考えていくだけでも痛みが和らぐことは少なくありません。
- 家族関係で苦しんでいる子どもなら、「あなたを治療しようとは思わない。家族みんなを治療するつもりでやるからね」という治療方針を説明しただけで症状が軽くなる場合もある