西山順慈、田中努、松原英俊、三ツ波健一、中井吉英 心因性腰下肢痛の治療 骨関節靭帯 2005;18(10):909-914

  • 心身医学では心因性という言葉を使用しない
  • 慢性腰痛 有益とされるのは、自分で動く、動かすとそれをサポートする環境
  • 医療面接
    • 症状について何か心当たりはありますか
    • 症状について何か心配されていることはありますか
    • 症状に対して、何か希望される(またはされない)検査、治療はありますか?
  • 心身医学では、自転車の両輪のごとく、身体面と心理社会的側面が症状に関与していると考える
  • 動かさない方がいいのではといった症状への間違った理解、完璧主義が強化、医療者に思い切って聞けない面も重なり、不安だけが募り、身体の緊張が継続
  • 治療としてはうごかすことが一番。完璧にこなす必要はない。痛みはすぐにはよくならない。動かすことでむしろ痛みが増すことがあるかもしれませんが、そうやっていくことですこしづつ痛みは改善するでしょう
  • 心身医学では心因性という言葉をあえて使わず、患者自身が症状発症の原因を納得できるかたちで説明し、薬物のみだけでなく自身で改善できる方法を一緒に考える。このために問診段階で生活環境、家族背景、生い立ちまで確認し、身体診察を通じて証明していくことに重点をおく