- IASPの痛みの定義で注目すべきは、1.組織損傷そのものによって引き起こされたものだけではなく、「関連があるもの」は痛みとされ、2.痛覚という知覚が中心ではなく、不快さなど情動的な経験をあげている点である
- 2009年には厚生労働省により「慢性の痛みに関する検討会」が設置され、そのなかで、慢性の痛みには診療科の枠組みを超えた各科の連携、および多職種による総合的なアプローチが必要であると提言されている。
- 痛みの慢性化における神経の可塑的変化
- 鎮痛に対して「期待すること」は明らかな薬理効果を有しているのである