トナーを入れたのにトナー切れの警告

  • 問題 トナーを入れ替えたのにトナー切れの警告がでる
  • MFC-7840W
    • フロントカバーを開けてトナーを取り外す
    • クリア/バックを押す
    • トラムを交換しましたかと、出たら
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    • 受け付けました と表示がでる
    • トナーをいれる
    • 警告が消える

参考
susume555.net

身体苦痛または体験症群   身体苦痛症

山田和男 身体苦痛または体験症群 精神医学 2019;61(3):285-292

  • ICD-11によれば、身体苦痛症(bodily distress disorder)は、患者が苦痛を感じ、過度の注意が向けられる身体症状を伴うという特徴を持つ疾患であると定義づけられている
  • 過度の注意には、症状の重要度やそれらの否定的な結果への固執を含み、医療的に必要とみなされる範囲をはるかに超えて、身体症状に関連する医療機関を何度も受診する行為に表れることがある。
  • 付加的特徴
    • よく見られる身体症状は、痛み、疲労、胃腸および呼吸器症状
    • 患者は、症状をかなり具体的に述べている場合が多いが、臨床医がその症状を解剖学的あるいは生理的に説明することが困難であることがある
    • 患者は、しばしば自身の身体症状について重篤なものであると思い込み、最も極端で否定的な結果について思い悩む
    • 患者は、自らの症状について、心理的および身体的なものも含め、さまざまな理由付けを行うことがある
    • 患者の中には、身体症状の根底には、発見されていないだけで、身体症状や障害が隠れていると信じるものもいる(疾病確信)
    • 患者は、精神保健サービスよりも身体診療科を受診することのほうがはるかに多い
    • 抱えている問題に心理的要因があると認めたがらない場合があり、精神科への受診を勧めると嫌がる場合もある
    • 患者はしばしば、以前にうけた医療ケアに対する不満を示し、受診先を頻繁に変えることがある
  • 重症度 軽度、中等度、重度の3つの重症度にわける
    • 軽度 症状に集中する時間は一日に一時間未満である
    • 重度 医療機関への受診が患者の生活の中心となり、身体症状やその否定的な結果がほぼ唯一の関心事となる。
  • 身体完全性違和 body integrity dysphoria
    • 持続性の不快感を伴うある特定の身体的障害を持ち続けるという欲求、または身体障害のない現状の身体構造に関連する強い不適切な感情によって明らかにされる、患者の身体面における障害を含む
  • 身体苦痛性はICD-10の身体化障害、鑑別不能型身体表現性障害、身体表現性自律神経機能不全、持続性身体表現性障害に対応
  • 身体完全性違和はICD-10にない
  • 身体苦痛症では、身体疾患の存在の有無にかんする規定については曖昧で、問題となる症状を引き起こしている身体疾患があったとしても、症状に向けられる注意の程度が明らかに過剰であれば、診断することが可能となっている
  • かつての身体表現性障害(ICD-10,DSM-IV-TR)では、身体化症状の存在が診断の際のキーワードの一つであったが、ICD-11の身体苦痛症を診断する際には、身体化症状の有無は問われないということが、最大の相違点であろう
  • 身体苦痛症では、診断の際に、患者の身体症状に過度の注意が向けられていることに重点が置かれており、身体化症状の有無は、診断の歳の必須条件ではない

case report

  • 「たかがcase report、されどcase report」といわれている
  • たまたま外来で珍しい症例にあたり、case reportにtryしてみた
  • 参考サイト
  • このなかでBMJ case reportを選択
    • 225GBP/year払ってfellowshipになると、一年間何例でも投稿できる。アクセプト後250GBP払うと論文をopen acessにできる
    • impact factorはない。pubmedにのる
    • 採択率 acceptance rate 61% (2018) Time from submission to first decision 59 days Time from acceptance to publication 17 days
  • この雑誌にはword templateがあり、ちょうど稀なレ線画像だったため、image inというtemplateを使用した。
  • 患者の同意書も日本語でtemplateがある。
  • 90年代の投稿は印刷した論文をEMSで送ったものだったが、今は、manuscript centralというweb-baseのシステムを使用
  • 英文校閲textcheck.comを久しぶりに使用。まだaccountが残っていた。
  • 2018/12/29投稿
  • 2019/1/14 reviewerは一人。4行程度のコメントあり。4週以内に返事せよと
  • 2019/2/4 コメントを参考にしてreviseし、投稿
  • 2019/2/24 reviewer #1より、14行程度のコメントあり。(一回目より増えている、トホホ)
  • 2019/3/5 コメントに即してreviseし、投稿
    • reviewerへの回答の最後に以下のテンプレをいれた

Again, thank you for giving me the opportunity to strengthen my manuscript with your valuable comments. I have worked hard to incorporate your feedback and hope that these revisions persuade you to accept my submission.

  • 2019/3/9 accept
  • 2019/3/18 proof一回目 2019/3/21 proof二回目 すぐ提出
  • 2019/3/26 webにpublishされた
  • 2019/3/28 pubmedに載る
  • case reportは引用が少なく、雑誌のimpact factorを上げることがないので、通常の雑誌でcase reportの採用は少ない傾向という
  • そのかわりcase report専門雑誌というものがある。それらはimpact factorはないが、pubmedに載る場合がある。
  • ただし雑誌によっては、高い投稿料で、査読が適切でないハゲタカ雑誌というものもある
  • ここの、ケースレポートの投稿先によると、case reportの雑誌の信頼度をリストアップした論文がでている。
  • https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4816468/
  • BMJ case reportは、査読は適切と思われるが、それ以外の投稿先も、上の論文のリストが参考となる
  • open access; yes, Questionable publishing practices;no, pubmed indexed;yesのものが適切と考えられる
  • 追記 下記に雑誌のprocessing chargeのリストあり
  • guides.himmelfarb.gwu.edu
  • yoshi-nishikawa.hatenablog.com
  • 日経メディカル 私が症例報告を書き続ける理由
  • 2012年にiPS臨床応用と主張したM氏の論文の投稿先もBMJ case report。ただし現在論文は撤回されている。

e-tax trouble 2019/2

  • e-tax trouble 2019/2
  • 今年のe-taxは最新のmac OSでもできるとのことで準備したときにひっかかったところ
  • 問題 マイナンバーと利用者識別番号の関連付けができない
  • ぐぐるとすぐわかった
  • 「マイナポータルへの登録」が必要、およびそこで「マイナポータルでe-Taxと「つながる」設定をする」必要がある
  • 以上 詳細は以下

naoyu.net

慢性疼痛患者への行動活性化の診立てと方針

神人蘭、高垣耕企、吉野敦雄、岡本泰晶 慢性疼痛患者への行動活性化の診立てと方針 精神科治療学 2017;32(7):937-941

  • TRAP trigger, response, avoidance-pattern
  • TRAC trigger, response, alternative coping
  • 慢性疼痛は、身体的要因に加えて、痛みに対する否定的な解釈や考え、抑うつ、怒り、恐怖などのネガティブな感情、回避行動など、心理社会的な問題が顕在化することが多い
  • また、対人関係上も、精神的、経済的負担などによる無力感や家族からの叱責、欠勤や生産性減少などによる雇用者からの叱咤激励、医療者が抱く治療状況が変わらないことへのフラストレーションなどが、患者に影響を与えることもある。これらの要因が痛みにさらなる増悪につながる悪循環を形成していることが考えられる
  • 回避行動により短期的には不快な感情反応を回避できているものの、長期的には問題解決に向かっていないことを患者と共有することが大切である
  • その上で、痛みによって障害されている生活機能に向けた目標を再度確認し、長期的に目標に近づけるような行動を意識的に選択して実行し、その結果について評価を行うことを繰り返していく。
  • そうすることで、行動と結果の随伴性を理解するようになり、状況に応じた適切な行動を自分自身で選択できるようになることが重要である

慢性疼痛とは

水野泰行、浦川彩子、福永武彦 慢性疼痛とは 精神科 31(6):568-572, 2017

  • 痛みの定義
    • まず痛みは実際に損傷がなくても存在するということである
    • 次に痛みは単なる感覚ではなく不快な情動体験であるというのも重要である
      • つまり痛みと表現されるような感覚であっても、どのように認知するかによってそれは痛みになったりならなかったりする
    • IASPの定義には注釈がついている
      • 痛みは常に主観的なものなので、患者が自分の体験を痛みとみなすなら、それは痛みとして受け入れるべきである。
      • 原因が身体的なものにあるとしても、痛みはいつも心理的な状態なのである
  • 結局どんな痛みであれ器質的、機能的、心理的因子などが多かれ少なかれ関与しており、客観的に観察される器質的要因に比べて症状や障害の程度が強い痛みをみたとき、医療者は心理的要因の影響が大きいと判断する。
  • DSM-IV 身体表現性障害の疼痛性障害のうち6ヶ月以上の病歴をもつもの
  • DSM-5 身体症状症のうち疼痛が主症状のもの
  • 心理的要因は前述のように程度の差はあれあらゆる痛みに関与しているという認識も徐々に浸透してきたため、疼痛を器質的なものと心理的なものに分ける意義は失われたといってもよい
  • そのため、慢性疼痛には身体疾患か精神疾患かという二者択一はそぐわないのであって、個々の病態に応じて集学的に治療することが求められている
  • 慢性疼痛の心理社会的因子 恐怖ー回避モデル
  • 患者の病態を理解するためには病前の社会適応や生育環境の情報も重要である
  • 難治性の患者には不安耐性の低さや強迫傾向、幼少時の被虐待歴、未診断の神経発達症群など精神医学的配慮が必要な患者が少なくない
  • 慢性疼痛の治療
    • 慢性疼痛の特に心理行動面に介入する治療では前項で述べた悪循環を意識して行う必要がある
    • 症状を維持させている悪循環の構造を想定して、どこがどう変われば全体が変わりそうか(効果)、どうが変わりやすそうか(容易さ)、どこを扱えば患者が乗り気になるか(動機付け)の3つを考慮して介入の方針をたてる。
    • ここさえ変われば良くなるというポイントが他者からは見えていても、痛みに認知や感情を支配されている患者にはそう思えないのは自然なことである
    • 慢性疼痛の治療を行うにあたっって、意外とおろそかにされているのが心理教育である
    • 身体的な痛みを認めた上で、それが中枢性感作や疼痛制御系の機能異常を経て認知や気分、判断、記憶、行動、注意といった精神活動と密接に関係しているということ、痛みだけでなく痛みに対する恐怖や不安、回避、過剰注意、自己効力感やQOLの低下といってすべてのものが病気の症状でありそれぞれが関連しているということを、患者に理解できる言葉で説明するのが重要である
    • CBTの適応には治療の目標が痛みの軽減ではないことを患者が理解、納得するのが前提となる。
    • 確かに痛みにばかり囚われていては、CBTの目標とする認知や行動の改善に目が向かないのであるが、だからといって痛みに心を奪われている患者にいきなりその前提だけを説明してもとうてい受け入れられるはずがない
    • ただし、痛みがあっても回避が減って適切な活動量になったり、恐怖感が和らいだり、自己効力感が高まったり、痛みが気になる頻度がへってきたりすると患者は痛みも改善したと感じることが多い
    • そういった事実を肝がみると患者へは、慢性疼痛は前述のように多種多様な症状を含んだ疾患であり、改善していく順序として痛みの強さは後の方であると説明したほうが、患者の受け入れもよく現実に即したないよになるのではないであろうか