細井昌子 社会的敗北ストレスとミクログリア 心身医 2016;56(11):1074-1075
- 安全基地
- 幼少期に養護者から愛情を受け、適切に保護されることで得られる
- 適切に保護されない環境においては、自らを守る機能が備わらないと社会的敗北ストレスを受け続け、生体内のアラームが作動し、さまざまな心身症状が起こる
- 幼少期から交感神経系が過活動状態で生活せざるを得ない
- 幼少期に得られなかった安全基地を求めて引きこもっている状態
- あるいは過干渉により自立し絵が失われた基地から離れることができなくなっている状態
- 社会的敗北ストレスは人生のさまざまな時点で人間の心身の健康に影響し、長年安心感を得られない生活を続けてきた人は、安心を得るための現実的な対策をとっている
- 過活動で得られる高揚感であったり、拒食・過食やいんしゅであったりしている