自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- google,amazon etc 彼らが税金をできるだけ圧縮したいと考えるその根底には、自分たちのほうが国家組織よりもお金の使い方に関する生産性が高いという自負があるのかもしれない
- ベーシックインカム 生産性を高めるために、生産性の低い人を働かないでもらいたくない
- 今、自分が手に入れたいモノを手に入れるためにの、もっとも生産性の高い方法はなんなのか?を問い続けていれば、なにをするにも生産性がどんどん高くなります。
- 生産性とは集中度のことではありません。生産性とは、あくまで自分が手に入れたいものをいかにすくない投入資源で手に入れられたかという指標です
- 他の人を犠牲にして自分の生産性を上げるのは、正しい生産性の上げ方ではない。なぜならそんな生産性の上げ方は長く続けられないから。
- 正しい生産性のあげ方は、資源を今より有効に活用し、得られる成果の総量を増やすことです。
- 淘汰される仕事は自動化しやすい仕事ではない
- 人工知能やロボットが担当した時と、人間が担当した時の生産性の差がきわめて大きい仕事 (配送トラック、時間をかければ終わる仕事(人間は疲労する)、大量の知識を覚える、大量の資料を覚え込む)
- 淘汰されにくいもの 機械に任せても生産性が上がらないもの
- 希少資源に敏感になる
- お金と時間は、両方とも、「見える化」しよう
- 最近の有効なお金の使い方トップ3が埋まらないこと
- 大事なのは無駄遣いを減らすことではなく、価値ある支出を増やすことなのだ それがお金の生産性を上げること
- 欲しいものが正しく理解できていないと生産性が高くなるどころか、資源を無駄にしてしまいかねない
- もっと大事にすべきは、自分が今もっている希少資源の生産性であって、過去に使ってしまった希少資源の正当性ではありません。すでに投入してしまった資源に拘泥し続けると、今、持っている資源まで無駄になってしまいます。
- 私たちが大事にすべきなのは、過去でなく未来です。今の時点で保有している希少資源を何に投資するものがもっとも生産性が高いか=自分が欲しいものが手に入りやすいのか、そういう視点で考えてこそ、過去に縛られない生き方ができるのです。
- 豊かな生活とは、希少な資源を最大限に有効活用し、自分が欲しいものをできる限りたくさん手に入れるという生産性の高い生活のことです。でも肝心の欲しいモノを見誤っていては、いくら希少資源を投入しても手に入ることはありません。
- 私たちはつい、「周りの人がみんなやっていること」や「やるのが当然だと(世間で)おもわれていること」を、自分が手に入れたいモノだと勘違いしがちです。でもゴールを間違えたら、人生の時間もお金も無駄になってしまいます。
- インプットを容易に増やせる状況においては、誰も生産性を上げようとは思わない
- ブラジルの農業生産性を上げたのは日本移民 ブラジル人は農地を広げた
- ビジネスで成功した人は若い頃ものすごく忙しい働き方をした。だから苦労はかってでもしろは間違い。ものすごく忙しい生活のなかで、生産性の高い働き方を身につけた。それが後の成功に繋がった
- スゴイ人の内実 反対にだれでもやっていそうなことをやっていない
- ひとりにすべてを求めないことで生産性を上げている
- 全部をやる必要があると考えている人の多くは、やれば終わることから始め、付加価値の低い作業で時間を埋め尽くしてしまう。これでは肝心の重要な仕事では成果がでない
- 最初から、すべての仕事を終わらせる必要はないと思うこと
- 気乗りしない人付き合いをやめることも、生活の生産性を高めるのに効果的
- 途中でやめることに伴う意味のない罪悪感にとらわれず、学びの生産性が低くなってきたなと思ってきたら、これは本当に自分にとって、希少資源である時間を投資スべき分野であろうかと考えましょう。頑張り続けるのではなく、ここは自分が頑張るべき分野なのかを考え厳選すること、それが重要なのです。
- BBクリーム
- 開始時点で少々の不便さや文化への不適合があっても、普及するのは圧倒的なレベルで生産性を向上させる商品やサービスであるというのが、社会の高生産性シフトなのです。
- 一生懸命頑張るのは悪くありませんが、頑張らなくても高い成果を出せる方法を考えつくほうが素晴らしいということをしっかり理解すべきでしょう
- 個人が生産性の高さを評価しない国では、社会の生産性も上がらないということです。
- 私たちはイヤなこと、気の向かないことでも、ダラダラやっているとなんとかやり過ごすことができます。ところが生産性を上げて向き合うと、嫌いなことはすぐに耐えられなくなります。
- 生産性を意識すると、人生の希少資源である時間やお金を、自分が本当に手に入れたいモノだけのために使えるようになります。
- 生産性を上げようと真剣に取り組むと、その過程で私たちはご褒美を得ることができます。
- いつのまにか成長できていること
- やりたいこととそうでないことが、明確に区別できるようになる
- 自分の人生の希少資源の使いみちに関して、他人の目が気にならなくなること
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
- 作者: 中島聡
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2016/06/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- ゲーテ 知ることだけでは十分ではない、それを使わないといけない。やる気だけでは十分でない、実行しないといけない
- 兵は拙速を尊ぶ 拙い戦法でも素早く進軍したほうがいい。 転じて、仕事は最初のうちに迅速に終わらせると良い
- デカルト 困難は分割せよ
- 心理学では、決断や意思決定をする際に減少する気力のようなものを認知資源という
- 同じ服を着る。日常のささいな決断の数を減らそうとしている 大きな決断をするときに脳が疲れないよう、無駄な決断をしないようにしている
- ビル・ゲイツに何か説明する時、直接せず、専門の職員にする。その職員がゲイツにわかりやすく説明する
- ビル・ゲイツが参加するプレゼン会議 資料は前もって送る。発表者が発表する時間はない。質問を受けるだけ。究極の効率化
- 最速で一旦形にしてしまってから、余った時間でゆっくりと100点を目指して改良を続けるのが正しいやりかた
- やりたいことをやるためには、やりたくないことを速攻で終わらせるしかない
- 百聞は一見にしかずで、言葉で説明するのが難しい時は形にして見せてしまうのが一番いい
- 考えてから手を動かすのではなく、手を動かしてから考えてください。崖から飛び降りながら飛行機を組み長けてるのです。
- 最初の2日で仕事の8割を終わらせる。
- あなたの仕事はメールを素早く返信するのではなく、仕事を終らせることである
- ラストスパートこそ諸悪の根源です。
- 人がある習慣を身につけるには、平均で同じ行動を65日続ける必要がある
- あなたの役割は規則を守ることでなく、仕事をおわらせることです
- code review by janitor Joe.
- 相手が仕事を終わらせないことと、あなたが仕事を進められないことは、厳密に考えると別の問題です
- なにか実戦のために知識が必要な場合、知識はやりながら覚えるべきだ
- あなたのやるべきことは英語を勉強することではありません。英語をつかって何かをすることです
- 仕事は頼まれなくても自分から喜んで残業するほど楽しい仕事かどうかで選ぶべき
- アランケイ 未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ
- こんなことを実現したい、という思いで人が集まると、そこに向かって走り続けられる
- 自分が幸せになれる行動をしないと、人は幸せになれない
- 人生を返るには覚悟が必要
国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動 (文春新書)
- 作者: 伊藤祐靖
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/07/21
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (5件) を見る
- 永野修身
- 戦うも亡国、戦わざるも亡国。戦わずしての亡国は、魂までも喪失する民族永遠の亡国なり。たとえ一旦、亡国となろうとも、最後の一兵まで戦い抜けば、我らの子孫は祖国護持の精神を受け継いで、必ずや再起三起するであろう
- 日本という国は、何に関してもトップのレベルに特出したものがない。ところが、どういうわけか、ボトムのレベルが他国に比べると非常に高い。優秀な人が多いのではなく、優秀じゃない人が極端に少ないのだ。日本人はモラルが高いと言われるが、それは、モラルの高い人が多いのではなくて、モラルのない人がほとんどいないということである
- 軍隊にはその国の底辺に近いものが多く集まっている。要するに軍隊はその国の底辺と底辺が勝負するものなのである
- 現に、自衛隊が他国と共同訓練すると、「なんて優秀な兵隊なんだ。こんな国と戦争したら絶対に負ける」と、毎回必ずいわれる
- ミンダナオ島 フィリピン南部 フィリピンの1/3
- ミンダナオ島だけは、島民の激しい抵抗により植民地化が進まず、古くから定着していたイスラム教が勢力を保ち続けた
- 自分が大切だと決めたもののために何かを諦める
- 殺し、殺されながら共存している
- そのためのルールがある
- 全部を生き残させようとしたら全滅する
- 必要以上に殺してしまえば、自分が飢える
- ドイツの名将ロンメルは、「訓練死のない訓練は、戦死のない戦闘と同じで、芝居と同様である」
- 作者: 荒木香織
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/02/19
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (3件) を見る
- かつての私に必要だったのは、強い気持ちを持つことでなく、「心の準備」だったということ。レースに望む前のメンタルの整え方、周囲からの期待の受け止め肩、不安の対処法など、そういうことを教えてもらっていたら、もしかしたら結果は違っていたかもしれない
- メンタルコーチの仕事は何かと聞かれれば、「スキル、道具を増やすこと」そう答えます。なんらかの道具、ツールを使って、不安を軽減するなり、コントロールするなりしてアスリート自身がそれとつきあっていく。そうすることで、自ら扉を開いていくことができます。ツールを持っていないから、不安や課題に対するアプローチができないのです。そのためのツールを教えてあげる。増やしてあげる。それがメンタルコーチの役割だと私は思っているのです。
- 平常心はいい結果を生まない。「練習どおり」にパフォーマンスを上げるのは、はっきりいって不可能だと私は考えています
- これは試合なんだと意識した時に、見えてくる光景や雰囲気は、練習のときに見たり、感じたりするものとは異なるからです
- 緊張したり、不安になったとき、「これはあかん、どうしよう」と思うとプレーできなくなる。「これでいいんや」と。それぐらい頑張って準備してきた、それくらい強い気持ちがあるからこそ、そのエネルギーを試合にぶつられる。緊張したり不安に感じたら、「それで当たり前だ、それを感じられるのはいいことなんだ」と思って下さい。
- 基準を今におく。
- 過去の成功体験を引きずってしまうと、自身やモチベーションを喪失しかねません。
- スポーツ心理学では目標設定について40年以上研究がされていますが、この「頑張ります」目標が一番いけないとされています。具体的にどのパフォーマンスについてどのように向上させていくかを目標を通じて考える必要がある。だからこそ、目標を設定することが非常に大切なのです。
- 目標を3種類に分ける
- 結果に関する目標、パフォーマンスに関する目標、過程に関する目標
- よい目標 もう少し頑張れば達成できるもの
- 期限のない目標は無意味
- やめることの大切さ
- 完全主義を捨てる
- チョーキングは起こるものだとおもって日頃から準備
- プレッシャをうけいれる、プレッシャーの中で意思決定する経験を積む、不安のレベルを下げる方法を身につける
- プレッシャーは自分で作っていた虚像だった
- ☓ 落としたらだめだ
- ◯ 落とさないためには何をすればいいか
- 腹がたった時
- リアクト、リラックス、リセット
- ミスはとりあえず忘れて、いましなければならないことに頭を切り替える どうしようなどと考えている暇があるならば、次に自分が果たすべき役割は何か考える
- ミスを引きづらないようにするには訓練が必要です
- ミスの原因が自分の能力が足りないとか、準備が不足していたのであれば、そこを補えば前に進むことができるでしょう
- スポーツと違って、一般的な仕事や日常生活においては、たとえミスをしてもたいがいは瞬時に切り替えなくてもいい。時間があります。であれば、なぜミスがおこったか、失敗したのか考え、次はそうならないよう準備をすればいい
- どうすればいいのかわからないなら、周りの人に聞けばいいし、教えてもらえばいい。そうしないから、同じミスを犯してしまうのです。人の助けを借りずにひとりで考えてまた失敗したらもっとへこんでしまう。すると失敗から回復するのにもっと時間がかかってしまいます。人に聞くというのも、ひとつの能力であり、スキルなのです。
- チームワークは日本人の長所だとよく言われますが、研究では決してそうでない。どちらかといえば個人でなんとかする、しなければいけないと考えるのが日本人です。もっている情報をシェアしない。見て覚えるという意識が強くて、手とり足とり教えることもしない
- 先輩でも同僚でも友人でもいいから、自分よりちょっとできるなという人をみつけ、観察してみるのも、自身をつけるにはいい方法だと思います。
- プレッシャーは自分が作るもの
- プレッシャーというのは、見ることもできないし、触ることもできません。本人の受け止め方の問題なのです
- 失敗をいい経験ととらえる
- 無能だと叱責されたとしても、それを、お前はもっとできるんだ、だから頑張れというメッセージに転換できれば、その後の行動は違ってくるでしょう
- ストレスをマネジメントする方法として、あきらめるとうことがあります。
- 環境は自分で作っていくしかない。自分が変わらなかったら、何も変わらないのです。そういうプロアクティブ(率先的)な行動をとらないで、ただ待っているだけでは、もっとと望んでもえられるものはではありません。
- 五郎丸選手 母校早稲田での講演
- どんな環境であれ、目の前のことに対して100%できるか。環境が良かろうと、悪かろうと、目の前のことに対してしっかりコミットできるかどうかが、将来を切り開けないかに直結してくると思う
- 作者: 小熊英二
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2015/06/20
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (33件) を見る
- 1925 T14年生まれ
- 四大節 正月、紀元節、天長節、明治節
- 日常生活の変化 S11年の終わりからタクシーをみなくなった、
- S14 価格等統制令 外米が食卓に上がるようになる
- S15 砂糖とマッチ配給制 宮城遥拝はじまる ドイツがフランスに勝つと勝ち馬に乗り遅れるなという風潮が強くなった
- S16 コメが配給制 庶民にとっては、いつ終わるかわからない戦争よりコメの配給制の方が衝撃
- S18 旗を振って出征の見送りはなくなってきた
- 捕虜の中には敗戦間際に根こそぎ集められた在留邦人が多数いた 現地招集された在留邦人は敗戦直後に除隊、いったん家に帰っていた。除隊証明を出すから軍籍があったものは出頭しろという通知が来て、現地の警察署前に出頭したら武装したソ連へに護送された
- おかしいとおもって通知を無視した人もいた
- はじめはどこに運ばれるかわからなかった
- ソ連に連行された日本兵その他は64万人(シベリア、外モンゴル、中央アジア、ヨーロッパロシア)
- 死者は6万以上
- WWII ドイツ軍の捕虜になったソ連軍将兵は570万 死亡率6割
- ソ連軍の捕虜になったドイツ軍将兵 330万人 死亡率3割
- 日本軍の捕虜になった英米軍捕虜の死亡率は27%
- 頭で割り切る人は、そういう考えになるのだろう。しかし現実の世の中の問題は、二者択一ではない。そんな考え方は、現実の社会から遠い人間の発想だ
- 国立内野療養所
- 柏崎療養所 1939 傷痍軍人新潟療養所として設立 1945/2 厚生省移管で結核療養所
- 総力戦の中で整えられた医療施設が、戦後の結核療養所の起源
- これといった産業がない土地の柏崎は、青森県の下北半島とならんで、その後に原子力発電所と自衛隊基地が誘致された(誘致されていない)
- 淡々としていた。お互い戦争体験者だから、多くを離さなくても見当がつく。激しく感動したり泣いたりするのは、何も知らない人がやることだ
- 人生の苦しい局面で、もっとも大事なことは何だったか聞いた。シベリアや結核療養所などで、未来がまったく見えない時に、人間にとって何が一番大切だったかという問いである
- 「希望だ。それがあれば、人間は生きていける」