人を動かす対話術 p114 動機づけ面接法 2
- チェインジトーク 変わろうとする意志を表明することを、動機付け面接法ではチェインジトークという
- 様々な段階のチェインジトーク
- 現状のまま変わらないことのによるデメリットを認める言葉
- 変わったほうがメリットがあることを認める言葉
- 現状を変えることへの希望的観測や自身を語る言葉
- 変わることへの明確な決意を表明する言葉
- 現状を変えるための具体的な方法について、知恵を搾る言葉
- 変化を生む基本テクニック
- スケーリングクエッション 自分の心の状態を数値化して答えてもらう 「学校を辞めたい気持ちは、0から10の数字で表すとどれくらいですか?」「そんなに変わりたい気持ちがあるんですね。そう思うようになったのはどうしてですか」
- オープンクエッションを増やす
- 「したくない」のか「できないのか」 両価性葛藤を解決するためには、重要性のジレンマと実行可能性のジレンマの両方を克服する必要がある
- 「変わることをやり遂げていく自信はどれくらいありますか?」「もし変わる方法があるとしたら(もし変わることができるとしたら)、変わりたい気持ちはどれくらいありますか?」
- 変化が起きたと仮定して尋ねる 「そうなったと仮定して、あなたはそれまでのあなたとどう違っていると思いますか」
- 矛盾を拡大するテクニック 重要性のジレンマを解決するために必要なことは、自分にとって最も最優先か、何が一番大切かを明確にしていくことである
- 明確にすることで、現実の選択と自分が求めることの矛盾に気づき、その矛盾を解決しようというモチベーションが生まれる
- 矛盾を自覚するためには、矛盾に気づかなければならないが、現状に慣れきっている人は自分の矛盾に気づきにくいものだ
- メリットとデメリットを尋ねる
- 最悪の事態について話す
- 人生が順調だった頃のことを聞く
- 自分がどうなりたいか尋ねる
- 人が変わろうとするのを助ける有効な方法は、自分の価値観と現実との違いを意識化することによって、自己矛盾に気付かせることである。こうした自己矛盾は認知的不調和とも呼ばれたりするが、人はそうした不調和を居心地悪く感じ、やがて解消しようとする行動を起こす。そのためには、自分が何を求めているかということが明確になっている必要がある
- 大切にしていることや一番嫌っていることを聞く
- 抵抗と上手に付き合う
- 抵抗には抵抗しない
- 抵抗する気持ちを映し出す
- リフレーミングする
- 本人の主体性と責任を強調する
- 結果を焦りすぎていることを指摘する
- 小さな変化を強調する
- 自己効力感を高める
- 言葉が変わると人は変わる