CRPSに対する生体内再生療法

稲田有史、中村達雄 CRPSに対する生体内再生療法 Bone Joint Nerve 2012;2(2):333-338

  • CRPS 1. 直接神経障害 2. 深部組織障害(特に筋膜炎) 3. 末梢総和障害 1,2を含むによる局所所見を報告、その末梢病変を退治させることによって、異痛症、拘縮、振戦などと呼ばれる症状などが完全に消失することが判明した。
  • CRPS 非侵襲的検査の進歩 構成の(3T-7T)MRIを用いたneurographyによる神経損傷部の可視化
  • 一番問題のある患者群は、さまざまな疾病利得で病気であり続けることを切望する群であり、どのような治療に対しても、結果は始める前から決まっている
  • 末梢神経障害への生体内再生治療と総称している
  • 末梢総和障害仮説によるCRPS
    • 複数のsub-clinicalな病態の存在下で、多くの破格、不安定性をもつ四肢に、橈骨骨折を契機として発症する正中神経・軟部組織障害を主体とする症候群で、その障害の総和が末梢の代償機能を超えた状態と仮定する。症状は複数の症状の総和であるため、diffuse noxious inhibitory control;DNICで調節されるものとする