浦上祐司、土田隆政、眞野行生 painful trigger pointと偽性根症 脊椎脊髄 2002;15(1):31-35
- trigger point a hypersiensitive area or site in muscle or connective tissue, usually associated with myofascial pain syndrome (by 国際疼痛学会)
- myofascial pain a hyperirritable spot , usually within a taut band of skeletal muscular in the muscle's or in the muscle fascia, that is painful on compression and that can give rise to characteristic referred pain, tenderness, and autonomic phenomena.
- 筋、筋膜のトリガーポイントを圧迫すると関連痛や自律神経系の反応が起こるが、皮膚、脂肪組織、腱、関節包、靭帯や骨膜のトリガーポイントは県連通を来さない
- トリガーポイントの特徴
- 強い痛み
- トリガーポイントからはなれた位置の関連痛と自律神経系の反応の存在
- 筋肉内のトリガーポイントに関連した、電気的な興奮のない、関節可動域を制限するpalpable bandの存在
- 筋肉のエネルギー供給システムやエネルギーの酵素システムによって悪循環が持続
- トリガーポントを含有した筋肉を伸展すると著明な治療的効果が得られる
- 筋萎縮、筋疲労感がない筋力低下を来す
- taut bandは筋線維内のサルコメアの短縮
- 筋肉の痛みを伝える神経繊維と皮膚の痛みを伝える神経繊維が同一の脊髄後根に集束し、筋肉の障害によりこのニューロンが興奮すると皮膚が刺激されたと判断される
- taut bandには筋放電を証明できない。局所的な筋の拘縮は筋の毛細血管の血流を阻害し、筋全体の虚血を引き起こす
- トリガーポイント注射 速刺緩抜
