ペインクリニック 

ベインクリニックの2007/11,12の特集は慢性腰痛に対する集学的アプローチ

ペインクリニック 2007の別冊春号の特集は慢性疼痛管理

片田重彦 プライマリケアの立場から AKA-博田法 Pain Clinic 2007;28(11):1457-1465

  • EBMからの情報 慢性腰痛を診察する上で重要なこと
    • 重大な疾患が潜在していないか red flag sign
    • 慢性腰痛に対しては医師と患者との信頼関係が極めて重要である 画像診断にたよりすぎない
    • 患者には活動性を保ち、通常の生活を維持することを強く進めること
    • 精神学的治療はプライマリケアでは有益性がない
    • ガイドラインは慢性腰痛の病態を説明できず、治療上の有益性に欠ける
  • 患者は、医師がていねいに診察し、患部を触れ、直接診療し、しかもその治療の効果があることで医師を信頼する
  • 100m歩くと下肢痛が生じるなどという表現をすぐ脊柱管狭窄に結びつけるのは短絡