2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

高齢者における慢性痛診療

平林万紀彦 高齢者における慢性痛診療 最新精神医学 2020:25(2):107-116 加齢に伴い心身機能が低下していくのは自然の道理であり、避けがたいことである。そのため高齢者医療では病を持ちながらも、いかに張り合いをもって生活できるかという生活を診る視点…

ヘルシオ AX-XW600/無線LAN/airmac time capsule

ヘルシオ AX-XW600の初期設定 無線LAN接続の設定はプッシュボタン設定の一択しかない WPSという方法のようだ。 プッシュボタン接続の時、ルータの接続ボタンを長押しするとあるが、airmac time capsuleにはそれがない その場合の解決法は以下。 hx2.jp ezxne…

痛みだけ見ているばいいわけではない

奥田健太郎 痛みだけ見ているばいいわけではない LiSA別冊 '19 19-23 医療現場ではCRPSという診断名が用いられるのに、労災の認定基準にCRPSという用語がないことは驚きであった 認定基準には反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)、カウザルギーという用語で…

smartwatch

smart watchについて 私がsmartwatchに求めるのは、batteryの持ちとwatch faceの多様性 某A社のそれは、batteryの点で(価格も)選択せず 初めてのsmart watchはpebble time 2016/6にpebble timeを個人輸入 当時199.99$ 送料込みで224.99$ 有志が日本語化を…

ペインクリニックは日日是好日

北原雅樹 ペインクリニックは日日是好日 LiSA別冊 ’19(春)59-63 この症例以降、こじれた慢性痛の診療には臨床心理士の参加が不可欠であることをさらに強く確信した ペインクリニックでは医療分野だけでなく、福祉や社会制度まで幅広く浅い知識をもっているこ…

痛みの内科診断学

痛みの内科診断学作者:茂樹, 鍋島発売日: 2020/04/21メディア: 単行本

ペインクリニックにおける心理社会的評価に潜む陥穽

前田倫、高橋亜矢子 ペインクリニックにおける心理社会的評価に潜む陥穽 LiSA別冊 ’19(春) 125-130 49歳という年齢に関わらず、常に家族が同伴、介入していたことがある。初診に限れば稀有なことではないが、家庭を築いている成人が、未成年と同じように家族…

慢性疼痛と急性痛の間で

堺徹也 慢性疼痛と急性痛の間で LiSA別冊 ’19(春) 67-72 慢性痛と考えられて経過観察されて見つかったまれな疾患 閉鎖孔ヘルニア すべてのヘルニアの0.05-1.4% 女性は男性の9倍の発生率 リスクファクター るいそう、多産経験、華麗 ヘルニア嚢が閉鎖神経に…

難治性疼痛患者の真の回復について考える

平林万紀彦 難治性疼痛患者の真の回復について考える 日本運動器疼痛学会誌 2019;11:233-242 慢性疼痛に治療目標を設定することは極めて重要だが、具体的なゴール像を患者yと共有するのは簡単ではない ひとつには、痛みは患者本人にしかわからない体験であり…

痛み

鍋島茂樹 痛み 診断と治療 2017;105(6):764-769 プライマリケア医としては、診断や治療だけでなく、鎮痛に関しても深い知識が必要である。痛みは中枢に記憶され、固定され、慢性痛として患者を長期間苦しめることがある 慢性痛に関しては、患者の精神状態や…

鉄欠乏性貧血とうつ病

功刀浩 鉄欠乏性貧血とうつ病 DEPRESSION JOURNAL 2018;6(1):18-19 余分な鐵は、肝臓、脾臓、骨髄などでフェリチンに貯蔵される 血液中のフェリチン濃度は貯蔵鉄の量を反映し、この値が低ければ、ヘモグロビン値が正常範囲内でも「潜在性鉄欠乏」となる 月経…

慢性疼痛とうつ

石田康 慢性疼痛とうつ DEPRESSION JOURNAL 2019;7(3):16-17 欧州の調査 17.1%が慢性疼痛を融資、4%が大うつ病性障害と診断され、そのうち43.4%が慢性疼痛を有していた Temperament and Character inventory(TCI)を用いた調査 慢性疼痛を伴ううつ病患者の気…

社会的敗北ストレスとミクログリア

細井昌子 社会的敗北ストレスとミクログリア 心身医 2016;56(11):1074-1075 安全基地 幼少期に養護者から愛情を受け、適切に保護されることで得られる 適切に保護されない環境においては、自らを守る機能が備わらないと社会的敗北ストレスを受け続け、生体内…

慢性疼痛患者作成医にならないために

木村嘉之:慢性疼痛患者作成医にならないために LiSA 2019;別冊 '19(春):53-57 ペインクリニック外来に出るようになって数年たつと、ブロック注射が効いているにもかかわらず長期に通院する患者が多いことに気づいた 麻酔科医の対応としてできることは、初期…

慢性疼痛に対する心理的アプローチ ー嫌悪現象との付き合い方を習得するレッスン

細井昌子 慢性疼痛に対する心理的アプローチ ー嫌悪現象との付き合い方を習得するレッスン 医学と薬学 2020;77(1):47-52 「何か大きな身体疾患がこれから発症するのではないか」という不安が脅威となり、慢性の痛みを抱えたまま日常の生活を楽しむには、「気…