2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧
吉野敦雄、岡本泰昌、堀越勝、神人蘭、林優美、松永美希、山脇成人 慢性疼痛の認知行動療法 認知療法研究 2012;5(2):147-155 慢性疼痛患者は周りから理解されず、孤立することが多いため、同じ状況に置かれている他のメンバーに状況や気持ちを伝えることによ…
有村達之 行動療法・認知行動療法・マインドフルネス 日本醫亊新報 2011;4534:83-84 マインドフルネスとは「今の瞬間にしていること、感じていること、そこに存在していることに、価値判断をしないで意図的に注意を向ける」という精神状態を指す マインドフ…
痛みには、「感覚」、「情動」、「認知」の3側面がある 症状を有する患者の情動や認知、患者を取り巻く社会的情勢までも”一人の個(whole body)”として包括的に捉えアプローチしようとする「生物心理社会的モデル(biopsychosocial model)」を重視しようとす…
疼痛ー生理的疼痛、病的疼痛 侵害受容器 高閾値機械的侵害受容器(Aδ線維、有髄、30m/sec以下、鋭い一次痛)、ポリモーダル受容器(C線維、無髄、2m/sec以下、局在の不明瞭な遅発性の灼けつくような二次痛) 脊髄後根神経節 脊髄後角 後角灰白質(I~X層)、侵害受…
赤居正美 痛みとプラセボ効果 Practice of pain management 2013;4(1):40-42 治療効果に影響する心理的因子として、期待感、報酬、動機付け、条件反射、学習、記憶、不安軽減などが挙げられる プラセボ効果の本質としての期待感は、医療の重要な要素である W…