2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

心と体の「痛み学」2

心と体の「痛み学」―現代疼痛医学はここまで治す p359-360 マーガレット コーディル ダートマスヒッチコッククリニックで疼痛医療を担当 行動医学の専門家 痛みに負けない方法(managing pain before it manages you)の著者 彼女の観察によれば、疼痛患者は次…

疼痛に対する徒手的アプローチの理論的背景

辻井洋一郎 疼痛に対する徒手的アプローチの理論的背景 理学療法 2000;17(2):188-192 急性痛 その原因疾患が完治することで消失するのが普通 慢性痛 末梢での傷が治っているにもかかわらず、痛みが持続。持続的な痛み入力により神経回路内に生じる可塑的な変…

痛みの評価法

関山裕詩 痛みの臨床5 痛みの評価法 日医雑誌 2009;138(3):572-573 疼痛の強さの評価 視覚的評価スケール visual analog scale;VAS 数値的評価スケール numerical rating scale;NRS 口頭式評価スケール verbal rating scale;VRS Face rating scale;FRS 疼痛…

「慢性痛」がわかる本―メイヨー・クリニック版作者: メイヨークリニック出版社/メーカー: 法研発売日: 2004/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (2件) を見る

谷川浩隆 ストレスと整形外科疾患 日本心療内科学会誌 2009;13(2):84-89

運動器不安定症 高齢化により、バランス能力および移動歩行能力の低下が生じ、閉じこもり、転倒リスクが高まった状態 運動器不安定症では転倒しやすく運動機能や生活機能が低下する状態になるため生活機能低下病とも考えられる 運動器疾患と心身症 painful d…

心と体の「痛み学」―現代疼痛医学はここまで治す作者: スコットフィッシュマン,Scott Fishman,橋本須美子出版社/メーカー: 原書房発売日: 2003/02メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見る

細井昌子 慢性疼痛の系統的治療における心身医学的治療の位置づけ Medical ASAHI 2009 Jun 62-63

迷宮入り症例 学習性疼痛と精神医学的メカニズムによる疼痛 臨床的な慢性疼痛は、侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、心因性疼痛が、各症例の各時点で様々な割合で混在した複合体で考えることが重要である 質的に異なる痛みの複合体を合併した不快な感覚情動体…

Medical ASAHI 2009 Jun

森山萬秀 慢性疼痛治療におけるペインクリニック医師の役割 Medical ASAHI 2009 Jun 55-57 当科を受診する慢性疼痛疾患は多岐にわたる。その多くは、薬物療法に抵抗する神経障害性疼痛や筋肉に起因する疼痛である 痛み刺激が脊髄後角に入力されることで、疼…