2019年の5冊

地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門

地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門

  • 作者:木下 斉
  • 発売日: 2018/11/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

  • 結局、何をするかも大切だけど、誰とやるかのほうがもっと大切なのだ
  • 誰かに反対されたり、悪口を言われるってことは、きにされとるってことや
  • 僕は、自分に話し合いの場ですぐ結論をだす力が不足していることを痛感した
  • クラボウ 創業者 大原孫三郎
    • 10人の人間のうち5人が賛成するようなことは、たいてい手遅れだ。7,8人がいいといったらもうやめたほうがいい。2,3人くらいがいいと言う間に仕事はやるべきものだ
  • なにかに失敗したときにこそ本当に評価してくれていた人と、そうでない人がよくわかる
  • 落ち込んだときほど、意味がなくてもいいからとりあえずわらっていろ
  • 人間ってのはな、失敗したときではなく、失敗したあとどう行動するかで価値がきまるもんじゃ。そして、本当の挑戦ってのは、初めて何かをやるときでなく、失敗して、その次に再び立ち上がってするときのことを言うんじゃよ。お前はまだ、その入口にたったばかりじゃ。
  • よそ者・若者・馬鹿者のウソ ほとんど根拠なし
  • 先代からの基盤があることは制約にもなりえますが、うまく回り始めた際には信用を得やすい
  • 何事も自分のためだと思えば割り切れることもある
  • へこたれずに戦ってきた先輩たちが今の地域をつくってきた
  • 地域で事業にとりくむと、地元内だけでなく、しばしば社会を構成する様々な組織や人と対立関係が生まれる。しかし、誰か明確な悪人がいるというよりは、かつて機能していたはずの社会的な機能や枠組みが今の時代に合わなくなっただけのことが多い。その中で成果を出そうとすれば、彼らの従来のやり方を変えたりすることになり、結果的に対立につながる。なぜ対立するのかに着目すると今日の日本が抱える病巣を突き止めることにもなり、解決の緒も見えてくる
  • 嫌われる決断をすべきとき
  • 他人の茶碗を割ってはいけない
  • まちの未来に関わることは、これから一番長生きするやつが取り組んだほうがええ

発酵野郎!: 世界一のビールを野生酵母でつくる

発酵野郎!: 世界一のビールを野生酵母でつくる

  • 作者:鈴木 成宗
  • 発売日: 2019/07/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

  • 河中宏 あなたに足りないのは自らを過信することや
  • MG online
  • ラガー 下面発酵 15−25度 
  • エール 上面発酵 10度以下
  • 日本の大手ビール会社 ラガーのピルスナーの一種類のみつくっていた
  • 日本酒 糖化と発酵を同時に行う並行複醗酵
  • ビール 糖化を始めに行い、その後発酵を行う単行複発酵 一つづつの工程を数値化しやすい
  • 清酒づくり こめのでんぷんを麹で酵母が食べられる大きさに小さくする(糖化)
  • ビールでは麦芽のなかにある糖化酵素のちからででんぷんを糖分に分解する
  • 発酵を定義すると、細菌、カビ、酵母といった微生物やその酵素が、有用物質を生み出す作用となる
  • 有用物質とはクエン酸、酢酸などの勇気三、アルコール、糖、アミノ酸、ビタミン類など
  • 酵母が呼吸することで酸素がなくなると、どうにかして行きていこうとして始めるのが発酵 そこでアルコールと炭酸ガスが作られる つまり酵母が酸欠になることで、アルコールがうまれてくる
  • ベルギー ビールの宝石箱と呼ばれる国 ランビック カンティヨン醸造
  • 発酵偉人 高峰譲吉 三共の初代社長
  • ブルックリンブリューアリー スティーブインディ
  • 醸造設備をもつレストラン ブルーパブ
  • スプリングバレーブリュワリー東京 (渋谷 キリン)
  • 内宮 天照大神
  • 外宮 豊受大御神 衣食住・産業などを守る
  • イギリス ブリュードッグ ジェームズ・ワット、マーティンディッキー
  • アメリカのドッグフィッシュヘッドが生み出したクラフトビール ワンハンドレッドトゥエンティミニッツIPA 遠くから香り
  • ファイアーストーンウォーカー Easy Jack, Union Jack
  • ベルギーのデュベル
  • アメリカのクラフトビール はじめスティームビール、今アンカーブリューイング
  • 1994 酒税法改正で第一次クラフトビールブーム
  • 1 エチゴビール 2 常陸野ネストビール 3 ベアードビール(伊豆) 4 ベアレンクラシック 盛岡 5 伊勢角屋麦酒
  • (ヤッホーブルーイングや銀河高原ビールが抜けている)
  • 田分け 田んぼを兄弟に下手に分けると大きな流れが分断してしまい、ろくなことがないこと
  • 世界ビール百科 フレッドエクスハード

潜入ルポ amazon帝国

潜入ルポ amazon帝国

  • アマゾンの市場 2位ドイツ 3位イギリス 4位 日本
  • アマゾンが蛇蝎のごとく嫌うこと 組合活動、納税、情報開示
  • ジェフボット
  • 自分自身の言葉で語ることを許された二人 ジェフウィルケ、アンディジャジー(AWS)
  • 義烏市(イーウー) マーケットプレイスOEM商品を作ってくれる業者がいる
  • 0円仕入れ 5つ星のレビューをかく条件で商品をただで手に入れる
  • AWS 朝日新聞 見出しをつくる 日経 AI記者
  • 2017 AWS 51 アジュール(MS) 13% アリババ 4% google 3%
  • 先行者利益による
  • はいチーズ! 顔認識 AWS Rekognition
  • AI アナウンサ エフエム和歌山 深夜帯
  • オハイオ州 6000人の物流センター勤務者 1/10がフードスタンプ
  • KADOKAWA 直取引
  • 現行 出版社 70% 取次 8% 書店 22%
  • amazon e託 アマゾンの取り分を22%から40%に増やす
  • 電子書籍 出版社の取り分60% amazon 40% その後 出版社40% amazon 60%の提示がきた 受け入れないと物流センターにある出版社の在庫を送り返すと
  • 緑風出版 amazonとの取引を停止
  • トランスビューという出版社
    • 取次を使った配本はせず、書店から直接注文をうける
    • 書店の取り分を22%から30%に引き上げ
  • 直取引 倉庫とamazonがつながると、出版社の倉庫をamazonに全部見せることになる

2050年のメディア (文春e-book)

2050年のメディア (文春e-book)

  • 33歳新人女性弁護士柴田眞理にデジタルアライアンスは対読売の弁護を依頼 ダビテとゴリアテの戦い
  • APは共同通信のようにアメリカの全国各地に散らばる地方紙が運営費を拠出しなりたっている
  • APのリンクハブサイトが47newsの原型となる
  • 売店には専売店と合売店がある
  • 戦後国策通信社だった同盟通信社が解散して、マスメディ向けの共同通信と金融情報の時事通信社に分かれた
  • 長田公平は産業部で、電機や自動車を担当した経験から、メーカは流通を握らないとだめだということが骨身に沁みてわかっていた。家電メーカはかつて家電ストアを系列化して、価格をある程度コントロールして流通を握っていた。それが、量販店になって、メーカと小売の立場が逆転して日本の白物家電は崩壊した。自動車メーカがあくまでも、小売の系列化を崩さずに国内の市場を維持したのとは対照的だ。
  • クレイトン・クリステンセン イノベーターのジレンマ イノベーションによって市場を制覇した大企業が、そのイノベーション故に新しい市場に出ていけないこと
  • 売店の全国ネットワークというイノベーションゆえ、デジタルの市場に出ていけなかった
  • 紙の部数は有料デジタル版をはじめような、はじめなかろうが、減っていく。それならば、他社のデジタル版に食われるよりも自社のデジタル版に食われたほうがいいのではないか。未来に紙はない。デジタルは今後もっと利益を生むようになる
  • デジタル版には紙にない独自のコンテンツをいれて、デジタル版でなければならない価値をもたせるおこと。それが最も重要
  • ウォールストリートジャーナル有料電子版 責任者 クロヴィッツ 日経はクロヴィッツを読んで熱心に話を聞いた
  • information wants to be free
  • つぎにこうともある  Information also wants to be expensive アンドリーセン Free
  • 清武の乱
    • 読売法務部 清武の婚約者が母と住むシンガポールまでいって証拠を集めた
  • クリステンセンのイノベーションのジレンマを破るというイミでこの技法を両腕の経営という ambidextrous
  • 両利きの経営
  • 新聞の場合は、フィルム市場よりも紙の市場の衰退がゆっくりとしている。だからこそ難しい
  • 当時のヤフーの上層部は、創業時のメンバーで固められ、ほぼ全員がパソコンで育ってきた
  • 読売新聞グループパワハラ 本社社長の山口が一人で調査した
  • 2018 日経社長岡田直敏 少なくとも日経の場合は、紙の新聞の部数だけで読者の増減を測る時代はもう終わった
  • 日経新聞は未来をデジタルにかけている
  • 日経は電子版のみにするとクレジットカード決済しかうけつけない。そうすると販売店の名簿からなくなり、販売店からは、紙の日経新聞をやめた読者が、ほんとうに電子版にいったかわからない
  • ジリアン・テット サイロエフェクト
    • FT ウォールストリートへの日本のレッスン
    • テットの書いた大野木の物語
    • 2008 リーマンショック
    • ウォールストリートの上級幹部で、逮捕された人はだれもいなかった。それどころか、彼らの大半は自分たちの銀行を手玉にとって膨大な個人資産を守らせ、手つかずのままにさせて逃げ切った。やがて彼らの多くはが、新しい仕事を手に入れた
    • 日本の銀行家である私の友人たちは、誰もこのような展開を信じられなかった
    • 彼ら自身、長銀が破綻した時に、自分が犯罪的な行為をしたと思っていたわけではない。だか、それもで彼らは、日本の金融危機について自分は責任をとるべきだと考えていたのだ。
    • だれもが慎み深い人たちで、あれほど無残に破綻した組織の一部であったことをしっていた。だから彼らは私にこう聞いてきた
    • 「なぜ、米国に銀行家たちは私と同じようなきまり悪さを感じないのか?」
    • 「なぜ、ウォールストリートの大物たちは、財産の一部でも変換すべきだと思わなかったのか?」
    • 私は、なんと応じればいいかわからなかった
  • 2019プリンストン大の調査 日本の通信環境が、情報の増大においついていない
  • 紙の新聞だけだった時代、編集局に人がいるピークは午後11時台だった。その時代はすでにすぎさってしまった
  • ヤフー退任時の奥村倫弘
    • 「答えはネットの中にない、本の中にある」
  • グノシーやスマートニュースなど他のニュースサイトが、AIによてもっとクリック数を稼ぐニュースを自動的に上げていくに対してヤフトピはいまでも愚直に人力によって、報せるべきニュースを頭3本に必ず上げるようにしている
  • まず歴史を知ること。そして歴史は誰かが粘り強く掘り起こし調査しなければ、歴史にはならないということ

  • 大野晋 日本語練習帳
  • Occulus lift ソフトの力でVR
    • 16個の小さなレンズで、画像処理し高クオリティの画像をつくる 一つのレンズの会社と勝負
  • そもそも最近は期待することは間違いと思っている
  • アメリカにはプラスもマイナスもたくさんある。その合計がプラスになっていれば、それでオーケー。そういう国なのだ
  • 英語 REAL STEEL
  • ソニーの創業者 井深大 仕事の報酬は、仕事だよ
  • 栗田工業創業者 城山三郎 打出小槌町一番地
  • ヒラリー・クリントン 敗北宣言 concession speech
    • 今回の敗北は大きな痛手です。しかし、どうか、自分が正しいと思ったことのために戦うことは、きっと勝ちがあるのだということを、どうか信じ続けてください。それは、いつも価値があることなのです。今も、そしてこの先もずっと、私達はあながた人生を通じて、自らが正しいと思ったことのために戦いづつけてくれることを望みます。
  • 人生は時として、「何かを捨てなければ、何かを得ることはできない」ということだ。
  • ハイテクベンチャーを成功させるために必要なことが3つの要素がある。それは、1志と技能を併せ持つ経営者、2タネになる先端技術、そして、3ロングタームで付き合ってくれる投資家だ
  • 一番怖いのは信頼を失うことではないか
  • ベンチャーとは、つまるところ部活動のようなものであり、有る種の思い出づくりなのだ
  • スティーブ・ジョブズが語った言葉に、The journey is the reward.
  • 目的地に着くことが旅の目的ではない。旅すること、その事自体が、旅の本当の木底である
  • 掃除のおばちゃんに、これからアメリカで仕事をしようとおもっているんだといったときの答え きっとうまくいくわよ、なぜならこの国にはチャンスが溢れているから
  • 中国 商時代の湯王の音場にあるように、旬(まこと)に日に新たに、日日新たに、また日新たなり (意味 今日の行いは昨日より新しくなり、明日の行いは今日よりも新しくなるよう心がけるべきである)