- Melzak & Wall gate control theory
- 疼痛体験は単に末梢から中枢への一方方向の感覚でなく、中枢からの関与(感情や認知の要素)や脊髄後角での神経線維間の活動量の競合の結果であるてんを強調
- Fordyce
- 行動療法の立場から慢性疼痛患者の疼痛行動に注目
- Loeser
- IASP 1986 疼痛の定義
- 実際のおよび潜在的な組織障害に関係、あるいはそのような損傷に関連して述べられるような不快な知覚および情緒的な体験
- 筆者の認知行動療法
- 目標 身体活動性を増加させるとともに、それを通じて、痛いからなにもできないという患者の否定的な認知(思い込み)を、痛いけれどやるべきことはやれるし、生活を楽しめるといった建設的な態度に替える
- プログラム施行上の問題点
- 筆者の持論では慢性疼痛の本体は「過剰な医療依存」であり、医療者チームの適切なサポートによって患者は徐々に「痛みを人生の一部として受入れる、痛みを陰性の伴侶とする、痛みにもかかわらず充実した人生を楽しむ」といった「自立した」生活態度へ変化していくのである。