平林万紀彦

痛みの不快感を緩和させる脳へのアプローチ

平林万紀彦 痛みの不快感を緩和させる脳へのアプローチ 脊髄外科 2016;30(3):293-295 痛みは、知覚的、感情的、また認知的に脳で統合され、それらは相互に作用し、われわれは痛みを常に内的に体験する 慢性痛に苦悩する患者は、痛み近くの増強だけでなく、痛…

高齢者における慢性痛診療

平林万紀彦 高齢者における慢性痛診療 最新精神医学 2020:25(2):107-116 加齢に伴い心身機能が低下していくのは自然の道理であり、避けがたいことである。そのため高齢者医療では病を持ちながらも、いかに張り合いをもって生活できるかという生活を診る視点…

難治性疼痛患者の真の回復について考える

平林万紀彦 難治性疼痛患者の真の回復について考える 日本運動器疼痛学会誌 2019;11:233-242 慢性疼痛に治療目標を設定することは極めて重要だが、具体的なゴール像を患者yと共有するのは簡単ではない ひとつには、痛みは患者本人にしかわからない体験であり…

慢性痛に対する睡眠薬の使い方と心構え

平林万紀彦、北原雅樹:慢性痛に対する睡眠薬の使い方と心構え. プラクティス, 35:177-178,2018 われわれは1日のうち約1/3を寝て過ごすが、睡眠は「疲労回復」と「脳の情報処理・記憶定着」のために必要と考えられている。慢性痛患者が良質な睡眠を喪失する…